キャセイパシフィック 400便 ファーストクラス 香港‐台北 搭乗記 CX400 First Class HKG-TPE B777-300ER 2017 Mar
香港~台北間は約500マイルと超ショートホールです。
キャセイはロングホール機材を間合いでショートホールに投入することも多々あるようで、ファースト付機材(いわゆる77H)で運航する際は、きちんと4クラス運用することが多いようです。(F,C,PY,Y)
今回は香港のキャセイファーストクラスラウンジでゆっくりした後、夕方の便で台北に出発です。
超ショートホールのキャセイファーストクラスはどうだったのでしょうか。
やや遅れて到着した機材。確かバンクーバーから飛んできたと機長は言っていました。
ディレイでの出発です。
さて、搭乗します。
乗り込みました。
横に1-1-1のたったの3列しかありません。計6席です。1Aに座ります。
蘭の花がいいアクセントです。ちなみに足置きは離着陸時は足が届きません。
足置きは椅子にもなって、向かい合って食事をすることができます。
ウェルカムドリンクです。アムールドドゥーツ、大変美味です。本当に飲みすぎ注意です。2杯だけ頂きました。
77Hです。
ヘッドフォンはBOSEのノイズキャンセリングのモデルです。
液晶の操作盤でリクライニングやマッサージ、照明を調整できます。
フルフラット時の操作はこちらのボタンが便利です。
照明はLEDで、搭乗時はピンクがかった色です。
コンセントとUSBは座面から離れた位置にあるので、コードが長くないと充電しながら使えません。
モニターで前方のカメラ映像が見られます。
機内誌はパックされています。
タキシング中には新塗装のキャセイドラゴンが見えました。
A350 も一緒に離陸待ちです。
旧塗装のキャセイドラゴン、香港エクスプレスが同じく離陸待ちです。
A350が一足お先に離陸していきました。
メニューを見ます。離陸前に何を食べたいか聞かれます。
夕方便なので、リフレッシュメント扱いのようです。
飲み物は赤白それぞれ複数のワインから選べます。
さて、水平飛行にうつります。
フルフラットにしてみました。
ファーストクラスなので、ビジネスクラスのようにどこか無理してフルフラットにした感じが無く、狭さを感じさせない「ベッド」です。
さて、食事です。テーブルにエキストラの板をつけて、2人で向かい合って食事をしてみました。
こちらに座ります。
広々としたテーブルができました。
フライトタイムが1h20m程度と大変短いので食事もフルコースとまではいきません。まずはスターターのフルーツです。みずみずしくておいしいです。
このように余裕がある大きさのテーブルです。
パンをカゴごと頂けます。ガーリックトーストももちろんあります。全種類おいしかったですね。
白を頂きます。
ベジタリアン対応のメイン、人参ソースのパスタです。野菜たっぷりで、味もいいので白ワインが進みました。
こちらは中華のメイン。鶏肉の中華風です。
人参とブロッコリーを添えて。
ジャスミンライスもあります。ごはんの表面がすこしぱさぱさでした。日系のファーストクラスの炊き立てごはんとは比較になりません。(当然ですが)
赤ワインと一緒に頂きました。
最後はデザートで〆です。トフィーチーズケーキといって、キャラメルっぽいものとチーズのケーキにバニラソースをかけていただきます。早食いをしたので、いまいち味を覚えていません。
紅茶とともに頂きます。
香港スタイルミルクティーもおいしいです。
約30分の食事時間でした。優雅な時間とは程遠いですが、短時間でもこちらが求めれば気合を入れて速やかに食事サービスを提供して頂けます。
最後にコメントを求められました。フレンドリーかつ丁寧なサービスでしたので、そのようにお答えしました。
オーバーヘッドビンが無いのでスッキリとした天井です。
着陸前は夕焼け空を模したような照明になりました。
実際の空はもう少し明るかったです。
桃園に到着です。
一番に降りられます。というか、ファーストのお客さんが降りるまで、ビジネスのお客さんをブロックして頂けますので、ちょっとしたプレッシャーです。
超ショートホールのファーストクラス、サービス提供時間は限られますが、こちらがサービスして欲しいと伝えると、全力でサービスして頂けます。
スムーズにサービスして頂けるので、こちらも協力しようと連係プレーのようになります。最後にはキャビンクルーと乗客の一体感?のようなものが生まれた気がしました。
早食いが得意なら、ぜひキャセイのショートホールファーストクラスをお勧めします。
香港の素晴らしいラウンジと合わせて、一種のエンターテイメント感覚で楽しまれてください。