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乗り物好きの大型二種免許ペーパードライバがお送りする、乗車記、搭乗記です。ローカルな乗り物から世界のファーストクラスまで。

エティハド航空7便 ビジネスクラス アブダビ‐フランクフルト 搭乗記 EY7 Business Class AUH-FRA A330-200 2014 Dec

 やや前の話になりますが、エティハド航空を利用してヨーロッパに行ってきました。

中東の御三家の一つ、エティハド航空、ちょうど制服などデザイン関係のリニューアルを終えた直後の搭乗でした。

どんな旅になったのでしょうか。

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 中部から北京経由でアブダビに到着しました。

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ラウンジに入室です。ちょうど朝食時間帯でした。軽く朝食を頂きます。利用者が多くて、写真撮影がはばかられました。

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シャワーを浴びてリフレッシュです。アメニティはポンプ式でした。髭剃りなどは無かったと記憶しています。

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インフォレストシャワーのみで、ハンドシャワーが無いのはやや残念。

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この日はアブダビ周辺の霧のため、発着が乱れていました。乾燥した砂漠のイメージだったのですが、海の近くであるため、結構湿度がありました。気温も30℃に達していませんでした。意外です。

当時は古いターミナルのため、ボーディングブリッジが足りず、沖止めが多かったです。今後、新ターミナルができるとどうなるでしょうか?

このcobusという車種のバス、結構世界中の空港で見ますね。調べると、ドイツの会社のバスで、幅員によって3000、2700、2500のシリーズがあるようです。

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アブダビで使われていたのは2700です。日本の大型車が2500なので、それより20㎝広いわけです。余裕がある作りですね。

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運転席は完全に独立しています。

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電車のように左右両方に扉があります。

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霧の中進みます。

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FRA行きの機体に到着です。真横で見るエンジンはものすごく迫力がありますね。

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搭乗しました。スタッガード式のシートで、エティハド航空では2代目のスタッガードシートです。シートクッションがA380B787‐9のビジネスクラスと同じで、新しい柄になっています。

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サイドテーブルには明るい照明もついていて、機能的です。初めから水がセットされていました。A330に1‐2‐1のスタッガード配置なので、同じ1‐2‐1のB777より狭いことになります。シート幅が異なっていると思われます。相当長くこのシートに座りましたが、座り心地、寝心地ともに良好でした。足元が開放的(穴に足を突っ込むタイプではない)である点が良かったです。

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窓よりのシートは個室感があります。

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メニューがあらあじめセットされていました。

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ランチのサービスがあります。スターター3種、メイン4種から選べます。いつでも食べられるメニューもチキンラップやステーキサンドイッチなど複数用意されています。

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飲み物のリストです。泡1、赤3、白3を積んでいました。

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霧のため、ドアクローズ後もしばらく待機していました。ドリンクサービスが開始されたので、スムージーを頂きました。かなりイケます。ナッツは温めて提供されます。

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霧が晴れてようやく離陸です。1時間以上遅れての離陸となりました。

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機内が温かみのある照明に変化しました。ランチサービスが開始されます。エティハドはビジネスクラスのオーバーヘッドビンが中央列は無いので、すっきりしています。

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トマトとレンズ豆のスープです。ビジネスクラスでこんな立派なスープを提供しているとは驚きです。味も結構濃厚でおいしかったです。

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パンは金属の籠に入れて提供されます。スープが赤ワインに合います。ちなみに、ワインは一度テイスティングさせてくれます。すごい手間だと思うのですが、サービス水準が高いということですね。

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ビーフテンダーロインです。お肉自体もおいしいですが、野菜とマッシュポテトがまたおいしいんです。

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最後はウムアリという中東のデザートです。温かいデザートで、カスタードソースをかけて頂きます。お味は、プリンとフレンチトーストにカスタードクリームをかけたような感じで、甘く濃厚ですごくおいしかったですね。これは日本人も好きだと思います。エスプレッソによく合いました。

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中東っぽい景色が続ます。

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7時間程度の距離ですので、後半は少しお腹に入れときたくなります。ステーキサンドイッチを頂きました。

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ポテトチップスと一緒に提供されます。ステーキサンドイッチ、これがまたうまいんです。これを食べるためにまたエティハドに乗りたくなります。

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フルーツで〆ました。

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そうしているうちに、フランクフルト上空です。雪景色です。

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まもなく到着です。

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着きました。ルフトハンザの牙城です。

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ドイツ第二の航空会社、エアベルリンもいました。エアベルリンはワンワールドでもあり、エティハドパートナーズでもあります。

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サウディアの横にゲートイン。

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降り立つと、目の前にエミレーツが。アブダビのお隣、ドバイに向けて出発するところです。

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エティハドのいいところは、ビジネスクラス以上だとショーファーサービスが受けられるところです。ワーゲンのいい車に乗せてもらい、宿まで向かいました。1時間以上到着が遅れたので、一応謝っておきましたが、エティハドと提携しているタクシー会社なので、その辺は無問題のようでした。日本語も少しだけ知っていて、とっつきやすいドイツ人のおっちゃんでした。

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エティハド航空ビジネスクラス、ミールサービスもシートも良く、リピートしたくなりました。キャビンクルーが多国籍で、皆さんだいたいフレンドリーなので、どこの国の方なのか名札を見ながら接客を受けるのもまた一興です。

特に、今は成田線B787-9が入っていて、シートが良くなっているので、エティハドでヨーロッパに行くという選択肢は大いにアリです。