ユーロウイングス エコノミークラス搭乗記 デュッセルドルフ‐バーゼル EW9714 Economy Class DUS-BSL A320-200 2017 Dec
デュッセルドルフからスイスのバーゼルまで、ユーロウイングスで飛びました。
どんなフライトだったのでしょうか?
ユーロウイングスはデュッセルドルフが本社のLCCで、現在はルフトハンザ傘下です。
以前はジャーマンウイングスが傘下にありましたが、現在はユーロウイングスに統合されているそうです。
ユーロウイングスを簡単にご紹介します。
- 就航都市
ヨーロッパ内のショートホール及びアメリカやタイなどのロングホールも飛ばしているようで、就航都市はなんと160都市とのこと。
(画像はユーロウイングスHPより)
ANAなんかは国内外合わせて約100都市なので、かなり規模が大きいLCCです。
- 機材
ロングホールはエアバスA330‐200を使用しており、ショートホールはエアバスA320とA319が主の様です。
ロングホール用のA330‐200は前方に横2‐3‐2配列のBEST運賃で座れるシートがある以外は、全て横2‐4‐2のエコノミークラス相当です。
A320は同じく前方にBEST運賃で座れるシートがありますが、ヨーロッパ域内ビジネスクラスと同等の横3‐3配列の真ん中席を使用しないパターンです。
- アライアンスとFFP、ラウンジ
ルフトハンザ傘下ですが、スターアライアンスには加盟していません。
FFPはルフトハンザのMiles&Moreです。
ちなみに、ANAと個別提携しており、ユーロウイングス搭乗でANAマイルが貯まるほか、プラチナ以上とスーパーフライヤーズ会員であればルフトハンザのビジネスラウンジ及びセネターラウンジがある場合に限りラウンジが使用できます。
- 運賃種別
運賃はロングホールもショートホールもそれぞれ3種類。
ロングホールのBESTはいわゆるプレエコ相当です。
SMARTはフルサービスキャリアのエコノミークラス相当のサービス。
足元が広いシート以外の座席指定と食事、預入荷物が無料です。
BASICはLCCらしい座席のみの運賃です。
ショートホールもロングホールと同じく3段階で、違いはBESTのシートがエコノミークラスと同等のシートに一つ飛びで座るということだけみたいです。
ちなみに今回はユナイテッド航空のマイレージプラスで取った特典航空券だったのですが、SMART相当のサービスが受けられました。
ルフトハンザのビジネスラウンジでくつろいでから搭乗です。
水色が鮮やかです。
翼の上の非常口が2つなのでA319ではなくA320ですね。
セーフティーインストラクション。
UAからは座席がオンラインで指定できなかったのでカウンターで指定してもらったのですが、どうやら有料の足元が広い席が指定されていた様です。
シートはルフトハンザのA320と変わらない感覚です。
オプションの足元が広い席でこの感じです。
普通の座席はこれより狭いということになります。
SMART以上は食事が付いていますが、機内で買うこともできます。
ちなみにキャビンクルーの制服は機体と同じく鮮やかな水色。
結構派手目でした。
機内販売のメニューは、北欧の空港価格よりはむしろ安いかもしれません。
サンドイッチもあるので、最低限空腹は満たせます。
今回は軽食としてサンドイッチとスナックが配られました。
箱に一式入っています。
上からサンドイッチ、スナック、紙パック入りの水です。
きっちりと収められているところが何となくドイツっぽい⁉です。
別にSMART以上にはドリンクサービスがあります。
フライト自体は1時間弱ですぐでした。
夜のフライトで通路側の席だったので特に窓からの写真はありません。
バーゼルはユーロポートと呼ばれ、ちょうどスイスとドイツとフランスの国境近くに位置します。
なので出口はフランス(ドイツ)側とスイス側で分かれていました。
一旦フランスに入国(パスポートの確認があります)し、空港からバスでドイツのフライブルクに移動しました。
フライブルク行きのバスはFLiXBUSというヨーロッパではメジャーな格安バスが出ています。空港内にバスの案内があるので迷わないでしょう。
バス乗り場はフランス側の建物を出てすぐ左手です。
バスの乗車記はまた後日。
個人的には様々な選択肢が用意されているLCCはフルサービスキャリアより余程合理的だなと感じます。
現在はフルサービスキャリア側がコスト縮減のため機内サービスを簡略化したり座席指定を有料化するなどLCC側に近づいてきており、近い将来LCCとフルサービスキャリアの垣根は無くなるのではないかと感じているこの頃です。