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乗り物好きの大型二種免許ペーパードライバがお送りする、乗車記、搭乗記です。ローカルな乗り物から世界のファーストクラスまで。

キャセイパシフィック542便 ファーストクラス 香港‐羽田 搭乗記 CX542 First Class HKG-HND B747-400 2016 Sep

旅客機の女王、B747‐400がキャセイから引退するということで搭乗してきました。

ジャンボといえば2階席かAコンパートのどちらか迷うところですが、キャセイのファーストクラスサービスを堪能したくて1Aを予約しました。

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この日の香港は気持ちの良い空模様。

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CX542便、羽田行きです。

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さあ、搭乗します。一番に優先搭乗です。

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左折します。

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ジャンボ独特の空間です。照明がカラフルですね。ちょっと妖艶な雰囲気。

オーバーヘッドビンが無いので広々としています。

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たった9席のための空間です。艦長席も完備です(笑)

ちなみにこの日は空調が不調だったらしく、搭乗直後はビニルハウス状態でした(笑)

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ジャンボといえば2階席。階段を上がると……

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アッパーデッキはビジネスクラスです。初期のフルフラット座席が並びます。

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通路向きに座るのは抵抗感もありそうですが、ふかふかの枕が快適そうです。

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ビジネスクラスのカウンターにはウェルカムドリンクがスタンバイされていました。

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 さて、1Aのシートを見てみます。

蘭の生花が飾られています。

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シート幅は小柄な人であれば2人並んで座れそうです。

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足元も広々。座席が離着陸時のポジションではオットマン兼座席に短い足が届きません。

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オーバーヘッドビンの代わりに、手荷物はこちらへ。

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木目調でとっても広いテーブル。エコノミークラスのテーブル4つ分くらいはありそうです。

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IFEはありがたいことに日本語も対応。

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ヘッドフォンは使用しなかったのでノイズキャンセリングかどうかは不明ですが、重厚なものです。

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フルフラットにするととても広いベッドができます。

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ウェルカムドリンクを頂きます。この頃には少しずつビニルハウス状態は解消してきましたが、暑い中飲む冷えたシャンパンは最高です!

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メニューです。木製バインダーに挟まれています。

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16時台発だからか、リフレッシュメント扱いになっています。

メインのチョイスは3種類で、ざっくり言うと洋食、中華、ベジタリアンです。これに日本線では懐石風が選べます。

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ワインのリスト。シャンパン1、プロモーションワイン1、赤白それぞれ2、ポート1のチョイスです。

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離陸後、ベルトサインが消えたら早速シャンパンおかわりです。

近距離線ではアムール・ド・ドゥーツという銘柄。

すごく美味です。

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お決まりショット。注ぎたてではありますが、泡立ちがすごいですね。

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さて、リフレッシュメントの時間です。白いクロスがひかれます。

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スターターはロブスターです。写真映えしますが、薄味というか素材を生かした味付けというか……。

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パンは全種類カゴで頂けます。ガーリックトーストが美味。他のパンも温かくておいしいです。

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ノリタケのお皿を使っているようです。

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白ワインにチェンジ。

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トマトとバジルのスープ。機内でスープを頂けるのは嬉しいですね。

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ワインは赤にチェンジ。

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メインのテンダーロインステーキです。

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ミディアムで個人的にちょうどいい焼き加減。

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そしてここから怒涛のデザート3種。まずチーズステージ。ポートワインとともに。

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フルーツステージも完食。メロンのカットがおしゃれです。

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巨大なアップルパイでラスト。お腹いっぱいではち切れそうです。

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illyのエスプレッソをダブルで頂いて大満足の機内食終了。

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満腹すぎるとフルフラットは胃がつらくて、やや体を起こして過ごしました。

 

キャセイのファーストクラス、座席も快適、機内食も満足です。

もちろんビジネスでも機内食の構成はファーストと似ているので満足度は高いと思います。

違いは乗客一人当たりのキャビンクルーが多いので手厚いサービス、特に料理の出てくるタイミングや飲み物の継ぎ足しが頻繁、といった部分でしょうか。

香港‐羽田は4時間程度ですが、香港ラウンジも含めてすばらしいフライトになりました。