ANA116便 プレミアムエコノミークラス 羽田ーバンクーバー 搭乗記 NH116 Premium Economy Class HND-YVR B787-9 2016 Dec
ラッキーなことにSFC特典でプレエコが押さえられました。
どんな旅になったのでしょうか?
自動化ゲートであっけなく出国したらすぐにラウンジで腹ごしらえです。
バンクーバー行きは21時台後半発と仕事を終えてからの出発でも余裕があります。
ANAのラウンジは黒を基調にしてシックですね。
シックな空間でビールにカレーと庶民的なメニューで旅の出発を祝います。
豆類が採れるのはうれしいです。
さらにきつねそばまで頂いて、炭水化物祭りです(笑)
ANAのビジネスクラスラウンジは炭水化物が多くて、手っ取り早くお腹を満たせられます。
デザートまで頂いて満腹です。
夜行便なので、シャワー浴びられるのがありがたいですね。ただ、同じ考えの人ばかりで、混んでいました。搭乗時刻直前になりやっとの番でささっと浴びます。
さて、搭乗です。
787の顔はすらっとしていて好みです。
残念ながら右折です。
お隣にも787‐9がいました。旅客機は、細長くてすらっとしているボディが好みです。787‐8よりも787‐9の方が、もっと言うと787‐10がすごく好きです。787‐10、楽しみです。
プレミアムエコノミーのシートがこちら。キャセイのプレエコ(除くA350)と同じシートですが、こちらにはレッグレストがあります。
足元もエコに比べたらゆったりです。
感覚的には山陽九州新幹線のN700系の指定席のシートに似ているでしょうか。ただ、新幹線よりやや足元が狭いです。
787のエコノミーが3‐3‐3なのに比べると、2‐3‐2なので横幅はその分ゆったりです。
リクライニングは思ったほど倒れません。夜行バスのシートより倒れないと感じました。昼行便で乗りたいシートですね。
ディスプレイは11インチあるので、結構迫力があります。
ヘッドフォンはノイズキャンセリングで、これはビジネスクラスと同じです。
スリッパも頂けます。
安全のしおりです。
夜行便なのであまり関係ないですが、787の窓は大きいです。
時間制のWi-Fiサービスもあります。
メニュー(というよりはサービスガイドに近い)はあらかじめ座席に備え付けてあります。
プレエコは1食目のドリンクでスパークリングワインが選択できるほか、1食目が終わった後に、ビジネスクラスのおこぼれデザート&リカー類が頂けます。また、北米線だとミニそばも頂けます。
イメージのメニューです。本日のメニューとは違います。
カフェインレスコーヒーがあるのはいいですね。お酒は赤白ワインにビール、ウイスキーの他はジンとウォッカしかありません。エコノミーには日本酒や焼酎は無いんですね。うがった見方をすれば、エコノミークラスならビールが一番単価が高そうです(笑)
ぐんぐん上昇します。
787のやさしい色使いの照明が好きです。さすがにいくらANAでも食事前に青色の照明にはなりませんでした。
ペットボトルのお水が配られました。いつでも飲めて便利です。
スパークリングワインは国内線プレミアムクラスと同じものです。プラのカップで飲むので、雰囲気は微妙です。というか、雰囲気が重要だと思うのです。今度はフルートグラス持参で乗ってみようかと思います(笑)
本日のメニューです。エコノミーと同じメニューです。
ビーフシチューをチョイス。すごく分かりやすい表記です(笑)
ビーフシチューおいしそうです。添え物がポテサラにグリーンサラダに春雨サラダと全部サラダなのは気にしないでおきましょう(笑)
赤ワインと一緒に頂きます。地味にパンがおいしいです。モチモチしていておいしいです。さすが自社工場製!
デザートはハーゲンダッツです。
こちらが、暗くて見づらいですが、ビジネスクラスのおこぼれデザートです。チョコレートとベリー系のケーキだったと思います。ビジネスクラスはディナーに時間がかかるため、プレエコ席は既に消灯した中でサービスされます。キャビンクルーが起きている方にデザートを食べるか聞いて回っていました。
バンクーバーは9時間弱で着くので、朝は軽食です。
北米は昼です。
まもなく到着です。画面の中の飛行機が精巧でマニア心をくすぐります。
787のコクピット特有のヘッドアップディスプレイを模した画面も興味深いです。
地上に近づくにつれ、雪模様になってきました。
バンクーバーに到着です。AAの旧塗装がなんとも北米っぽいです。
昼過ぎの到着です。イミグレは混んでいませんでした。
ANAのプレミアムエコノミー、シート幅、シートピッチはゆったりですが、リクライニングが浅めなので、夜行便ではちょっときついかな、という印象です。エコノミーに比べたら全然ましですけどね。
夜行便で初めからプレエコの運賃で買うことはないかな、エコノミーからのアップグレードで座れたらラッキーという感想です。プレエコでもエコノミーでも、一人旅で何より重要なのは、隣に人がいないことです。プレエコでも隣に人がいるとぐっと快適度は落ちます。満席のプレエコ<隣が空席のエコという感じです。
今回のキャビンクルーの皆さんは、何となく姉貴肌というかややドライな感じで、日系らしからぬ印象も受けました。
外資系もバリバリ乗る人なら全く問題ないですが、やっぱり日系が一番だよね!的な方だと、ちょっとそっけなく感じたかもしれない、そんなフライトでした。
マニア的には、787-9ならではの高い気圧と湿度、低騒音、低振動で快適なフライトでした。
バンクーバー線は夜の羽田発で飛行時間も短く、弾丸旅程で使いやすいので、北米に行く際はまた使ってみたい路線です。