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乗り物好きの大型二種免許ペーパードライバがお送りする、乗車記、搭乗記です。ローカルな乗り物から世界のファーストクラスまで。

エティハド航空889便 ビジネスクラス 中部‐北京 搭乗記 EY889 Business Class NGO-PEK A330-200 2014 Dec

エティハド航空を利用してヨーロッパに行った時の話です。

2014年の年末でしたので、ちょうどエティハドにA380B787‐9が導入され、同時に制服や機内サービスがリニューアルされたタイミングでした。

今回は中部から北京経由アブダビ行きの北京までのいわゆる以遠区間をご紹介します。

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 中部まではジェットスターで向かいました。

ビジネスクラスとの差が顕著です(笑)

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エティハドは、ラウンジはスターアライアンスラウンジを利用しています。21時前に利用しましたが、かなり利用者は少なかったですね。出国を祝して乾杯です。

食べ物はそこまで無かった印象です。ホットミールが少しあったかどうか、という程度です。ビジネスクラス搭乗を間近に控えていたので、ビールと焼きドーナツを頂いただけでした。謎の組み合わせです(笑)

ラウンジ内のCNNか何かのニュースでエアアジアインドネシアが墜落したという情報が入り、かなりびっくりした記憶があります。

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ラウンジ内は窓が大きく、昼間だと明るいだろうと思います。窓に沿って細長いつくりでした。シャワーの有無は未確認です。

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夜なのでこれから搭乗する機体はあまり見えませんが、かろうじてETIHADと見えるかと思います。エアバスA330-200型機です。‐300型機と比べて胴体が短く、より長距離を飛べる機材です。

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それでは搭乗します。左折です。

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シートはスタッガード配列です。エティハドとしては2代目のスタッガードシートです。最新式は、A380B787のシートは前向きと後ろ向きが組み合わさったスタッガードシートです。好みの問題もありますが、私は全席前向きのこのシートが安心できます。

座席番号が目立つように光っているのですごくわかり易いです。

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オーバーヘッドビンは中央列にはありません。その分開放的です。照明が凝っています。LEDで色が変わるので、すごく好みです。勝手に桜色と思っていますが、この色も素敵ですね。

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ホットタオルが搭乗前にサービスされました。バラの香りで気分が高まります。エティハドに乗ってからは、バラの香りを嗅ぐとエティハドを思い出してしまいます(笑)

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ピントがずれてますが、ウェルカムドリンクです。背の高いフルートグラスでサービスされます。めちゃくちゃ優雅な気分になります。背の高いフルートグラス、いいです!

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日本線は日本語メニューもありました。

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飛行時間2時間半程度なのにも関わらず、しっかりとしたフルコースになっています。

懐石料理とアラカルトとなっています。搭乗後ウェルカムドリンクを飲んでいると何が食べたいか事前に聞いて頂けます。チョイスが多くて悩みますね。

1品はアラビア風も用意されています。北京までの利用でもエティハドらしさを味わうことができます。

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飲み物は泡1、赤2、白2です。日本酒もあります。

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ビジネスクラスでもエスプレッソやラテが楽しめるのがいいですね。

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デザートワインもありますね。

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アメニティは幾何学模様のポーチに入れられています。

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お水が席にあらかじめセットされているのは便利です。右の白いのはライトです。読書灯も別にあり、個別に調整できるライトがたくさんあるのは仕切られているスタッガードならではですね。

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搭乗時は就航先を紹介するイメージビデオが流れています。インドは9都市ほど就航しているようです。

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青い照明の中離陸します。前方カメラ画像を見られました。

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キャビンが青く包まれました。

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日本発なので和食を頂いてみることにしました。まずは大根の煮つけと前菜プレートです。照り焼きチキン寿司、鱒寿司、海老寿司、しらす寿司、玉子焼き、かまぼこ、サンマ煮付けです。コールドプレートです。日本酒をもらいました。辛丹波にごりです。辛口のにごり酒です。

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彩が美しいですね。

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こちらはカツオのたたきです。うまかったです。

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台の物はオヒョウに海苔がのった焼き物でした。巨大カレイですね。脂がのっておいしかったです。

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鶏肉の煮物が一番うまかったですね。こういうの好きなんです。ごはんに合います。

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外資系のビジネスクラスの和食なのでものすごくおいしいというわけではありませんが、まずいわけでもなく、全く文句はありません。むしろ私の舌が安っぽいので結構おいしく頂けました。欲を言えば、日本酒以外に焼酎もあると良かったかなと思いました。日本酒のバリエーションもさらにあるといいですね。

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デザートはまずフルーツを頂きました。日本のフルーツなので問題なくおいしかったです。

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お皿も素敵です。

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そしてアイスクリームで〆ました。カップで出てくるのかと思いきや、ちゃんと器に盛って、さらにクッキーでデコレーションまでされています。これは手間がかかっていますね。

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エティハドの以遠便、北京までのショートホールなのに気合が入った機内食サービスが展開されます。日本から北京まで行くのなら、どのキャリアより気合が入っているのではないでしょうか?

クルーはかなり頑張ってサービスを展開してくれます。座席もフルフラットで満腹後にちょっと寝るのも快適です。エンターテイメントは日本語作品は少ししか無いのでそこは微妙かもしれませんが、純粋にフライトと機内サービスを楽しむのにはお手頃路線だと思います。

私はエティハドはいい印象を持ちました。