【ななつ星朝食レストラン】阿蘇駅のホームにあるレストラン 火星 訪問記
ななつ星in九州の朝食会場として阿蘇駅構内に誕生したレストラン「火星」。
熊本地震の影響でななつ星は阿蘇に乗り入れていませんが、2018年3月分から久々に阿蘇駅にななつ星が帰ってきます!
ななつ星のお客様は朝食をこの火星でとるそうですが、昼と夜は一般の方を対象にランチ及びディナー営業を行っています。
数年前の話ですが、火星に行ってきましたのでレビューします。
当時は熊本地震前でJR豊肥本線が通常通り運行していたので、普通列車で阿蘇駅まで行きました。
現在は不通ですので、バスの特急やまびこ号で熊本市内から阿蘇駅に向かうことができます。ちなみに2018年3月現在やまびこ号は予約が可能です。
予約しておくと安心ですね。
現在は鉄道ではアクセス出来ない立野駅では第三セクターの南阿蘇鉄道と接続しています。
南阿蘇鉄道も立野までは復旧の途上で、5年程の歳月をかけて復旧するそうです。
阿蘇駅に着きました。赤い列車は九州横断特急です。ここはホームです。
ホームなのに門があります。なにやら小道があるので進んでいくと…
火星がありました。木造の平屋建てで、木の風合いを活かしています。ななつ星とトータルデザインなのでもちろん水戸岡鋭治氏によるデザインです。
ななつ星なので星がモチーフで、かつ火山がある阿蘇なので火星なんだと思います。(たぶん)
木材を生かす形で使われています。
水戸岡氏のデザインではよく暖簾が使われます。
火星から発着する列車が見られます。ホーム内にあるのでそりゃ間違いなくトレインビューですよね。
ちなみに食事のためだけの場合、ホームに入るには入場券が必要です。
室内はガラス張りで明るく、テーブルやいすも木製です。椅子の座布団の柄はそれぞれ異なります。この辺は水戸岡氏らしいデザインです。
テーブル上はいたってシンプルです。ななつ星の朝食時はまた違うのでしょうね。
あ、おなじみの柄です(笑)
メニューを確認します。
ビュッフェ式の前菜、デザートにメインを3品から1つ選ぶ方式です。
阿蘇のあか牛(言わずと知れた褐色の毛をした牛で、赤身がおいしい牛です)、肥皇豚(熊本県が品種改良したブランド豚の名称)、赤鶏(こちらも熊本県のブランド鶏です)から選べます。
ビュッフェスタイルで好きなものを選べます。オープンキッチンで中が覗けますね。
こちらが前菜に頂いた品です。丁寧に調理されていておいしかったです。こういうのを毎日食べていたらすごく健康になりそうです。
メインがきました。こちらは豚肉です。表面がカリッと焼かれていて、特に脂身はカリカリに焼いてあります。とても満足できる一品です。
そして阿蘇のあか牛です。当然うまいです!
断面はこんな感じ。ミディアムでちょうどいい感じです。
赤身のうま味があっておいしいです。
列車を見ながら食べられるのは最高です!(人によりますが)
とても満足できるランチでした。ディナーも同じメニューの様です。
2018年3月現在は、熊本からは列車で訪れることができませんが、大分側からは列車で来ることができます。
別府、大分方面から特急あそぼーい!が運行されます。
また、バスで熊本から来ることもできます。
ななつ星気分を少し味わえた気がしました。
ぜひ「火星」でのお食事を阿蘇観光のコースに組み入れてみてはいかがでしょうか?