ピーチ153便 エコノミークラス 関西‐福岡 搭乗記 MM153 Economy Class KIX-FUK A320-200 2017 Sep
関空からピーチに搭乗しました。
関空を拠点に躍進している和製LCCピーチは、最近では仙台を第3の拠点とすると発表しました。
今回は関空に前泊してから搭乗しました。
成長続くピーチ、どんなフライトになったのでしょうか?
有名な段ボール製の自動チェックイン機です。汎用品を組み合わせている様ですが、既存の型に囚われずに合理性と利便性と低コストを追求する姿勢は学ぶところも多いと思います。
関空第2ターミナルの国内線ターミナルは今のところピーチ専用です。若い女性が多く、逆に商用のおじさんを見かけないので、どこか雰囲気が福岡の天神みたいでした。
ターミナル自体は倉庫のような建物ですが、内装は白を基調にしてありシンプルで、そこにピーチがインスタなどのSNS用のスポットを用意するなど、楽しい雰囲気にしようという工夫が見られます。
保安検査場を抜けて搭乗待合室に入りました。建物は簡素ですが、カラフルなソファーが並び、中々悪くありません。
ゲートの上に大きなエアバスの宣伝がありました。直接的にBoeing737との比較をしているわけでは無いですが、エアバスのA320シリーズの快適性(737より少し幅が広い)を訴求していました。
搭乗口も簡素です。自動改札機は無く、通路奥にバーコードリーダーを備えているだけです。ちなみに機内持ち込み手荷物は2つ合計10㎏までです。私はぎりぎりでした。
徒歩で搭乗です。窓側の席から搭乗開始です。後方列からの搭乗より実は窓側から搭乗した方が早く席につけるそうですね。
搭乗機まで歩きます。開放的でこれはこれでいいですね。ただ、雨の日は大変でしょう。
きれいに写真が撮れます。ピンクの目立つ塗装です。
機内はみどりと紫がランダムに配置された革張りシートが並びます。薄いタイプの新しいシートでした。ひじ掛けが全て上げてあるのが特徴的です。少しでも時短につながることは積極的に取り組んでいることが分かりました。
今回は非常口座席を抑えました。スマートシートと呼ばれる座席で、国内線だと650円の追加です。(プライムピーチ運賃は無料)
650円で広々足元が手に入るのならかなりお得だと思います。おすすめです。
安全のしおりです。
ピーチには機内販売で機内食が食べられます。この点は、国内線に関してはフルサービスキャリアより優れています。おいしそうな本格食事メニューから軽食、酒類までそろっています。お金さえ払えば空腹を満たせるので、選択肢として用意されているのはありがたいですね。
関西ならではのメニューもあります。
アルコールも用意されています。
地上より少しだけ高いくらいですね。
おみやげも用意されていました。
地上交通のチケット引き換え券も買えます。
機内限定でお安くなっているチケットもあります。
この日は満席に近かったですが、非常口座席は3人掛けに2人でしたので楽でした。
ちなみにお隣の方は酒と食べ物を持ち込んでいましたが、ピーチでは特に食べ物飲み物の持ち込み制限はありません。
そのまま瀬戸内海を進みます。天気が良くて地上の景色が良く見えたフライトでした。
機内販売では、おすすめのピーチデニッシュ350円を頂きました。関空‐福岡なので短時間のため、他に誰も食べ物を購入された方はいなかったみたいです。皆さん財布のひもは固いみたいですね。
350円ですがこれかなりおいしいです。おすすめなだけあります。大ぶりの桃果肉と桃ジャムにデニッシュ生地が合わさって、ボリューム感満点です。朝食はこれ一つで十分という感じ。ちなみに冷蔵されていたようで、結構冷たい状態で提供されました。
福岡市上空に差し掛かりました。志賀島と海の中道が見えてきたらもう着陸です。
この日は少しもやがかかっていました。PM2.5でないといいのですが。
福岡空港は街のど真ん中にあるということが良く分かります。街のすぐ上空を飛びます。
到着しました。国際線ターミナルにはSQやTG、KEがそろう時間でした。
国内線側には、スターフライヤーやフジドリームエアラインもやってきます。
エンブラエルの隣のボーディングブリッジに着きました。沖止めでは無いので楽でした。
ピーチの搭乗記をお送りしました。
非常口座席がお得で、ピーチデニッシュもおいしく、満足できるフライトでした。
合理的かつ経済的で、ミレニアル世代にフィットするエアラインだと感じました。事前に注意事項を理解していれば不満はありません。(運賃が安いことが前提ですが)
機会があればぜひまた利用したいと思いました。