【くまモン電車 Kumamon Train 酷MA萌火车】熊本電鉄のくまモン電車は自転車も載せられます!東京メトロ銀座線を走っていた01形電車のご紹介
Welcome to KUMAMOTO!
How to ride Kumamon Train.↓
Kumamoto sightseeing guide | Kumamoto Electric Railway
熊本で長年「菊池電車、菊電(きくでん)」と呼ばれ親しまれている熊本電鉄。
少し詳しい方なら、渋谷駅の前にオブジェの様に置いてある「青ガエル」こと旧東急5000形電車が最近まで現役で走っていたことでも知られている、熊本の小さい電鉄会社です。
熊本に来てぜひ乗って頂きたい車両がありますのでご紹介します。
東京メトロ銀座線で最近まで走っていた01系電車、東京で良く乗っていたという方も多いと思いますが、何と現在はくまモン電車01形になって熊本で第二の人生を送っているのです。
タイプは2種類あります。
ひとつは、東京時代のアルミボディに黄色いラインの外観イメージを踏襲し、くまモンをいたるところに張り付けたたタイプ。(↓の写真の左側のタイプ)
もうひとつは、東京メトロ銀座線最新型の1000系電車の真っ黄色のレトロ調フルラッピングと同じ色にくまモンを張り付けたタイプです。(↓の写真の右側のタイプ)
車内にもくまモンがたくさんです。
ドアの周りはもちろん…
窓から覗くくまモンも。ちょっと怖いです(笑)
辛子レンコンをおススメするくまモンもいます!
こんな可愛らしいくまモン電車、とうとうプラレールが発売になりました。
2018年1月25日から一般販売されるそうです。
これはくまモンファンも熊本電鉄ファンも東京メトロファンも欲しくなりますね!
そして所々に東京メトロ銀座線時代の名残が感じられるのもポイント。
色んな表情のくまモンや、東京メトロ時代の名残を発見してみてください。
JR鹿児島本線や熊本市電も集う「上熊本駅」から「北熊本駅」までの上熊本線で、必ずどちらかのくまモン電車が走っています。
1時間に2本のパターンダイヤですので、とてもわかり易くて乗りやすいですよ。
全国共通交通系ICカードももちろん使えます。
乗り方は簡単。
駅のICカードリーダーでカードをタッチし、2両編成の前の車両の後ろのドアから乗車します。(北熊本駅では全てのドアが開きます)
降りるときは、前の車両の一番前のドアからです。
降り際に、車内の運賃箱についている降車リーダーにカードをタッチするだけです。
そして、自転車好きの方にお伝えしたいのが、何と熊本電鉄の電車には自転車が普通に載せられる!ということ。
この写真、普通の高校生が、慣れた手つきで自転車を載せているでしょ。
これ、知る限りで三十年程前から行われているサービスで、無料で自転車持ち込めます。
最近運行を始めたB.B.BASEも真っ青の「元祖サイクルトレイン」です!
ただし、平日と土曜は朝の9時頃~夕方の3時半頃までに限られます。
日曜祝日は終日持ち込みが可能です。
お客さんが多くなる雨の日なども持ち込めない時があります。
自転車持込サービス | 便利なサービス | ICカード・乗車券・定期券 | 熊本電気鉄道株式会社
ぜひ熊本で自転車をレンタルして、熊本電鉄に乗ってサイクリングしてみてください!
おススメは自転車を載せて本線の終点、御代志駅まで行き、そこから昭和61年に廃線になった御代志~菊池間をサイクリングすること。
所々に鉄道の痕跡や雰囲気が残っていますので探検気分で楽しいと思います。
熊本市国際交流会館 レンタサイクル熊本で観光してみませんか?
電動レンタサイクル楽チャリ | 鉄道の旅・旅行宿泊予約・ホテル | JR九州
そして最後に、ちょっとマニアな方に注目してほしいポイント3つ!
1つ目は東京メトロ銀座線時代には無かったパンタグラフが付いたということ!
パンタグラフ付きの01系の姿はまた地下鉄時代とは違った趣があるのではないでしょうか。
2つのパンタグラフをあげている点も萌えポイントですよね(笑)
懐かしの木製架線柱の方に目がいく方もいるかもしれませんね。
それも実は要チェックポイントですよ。
そして足回り。
東京メトロ銀座線のゲージは1435㎜ですが熊本電鉄は1067㎜です。
そのため台車を履き替えなければならなかったのですが、その台車に採用されたのが川崎重工製のefWINGという台車。
簡単に言うとあのBoeing787が全面的に採用した炭素繊維強化プラスチック製の軽量台車なんです。
これを実際に営業運転で採用したのは熊本電鉄が世界初!
軽量台車なので脱線防止や乗り心地向上が期待できるようです。
また、軽量なのでおそらく軌道メンテナンスコストの低減効果も期待できるのでしょう。
何事も足元から固めよということですかね(謎)
そして3つ目が大型の鉄道車両なのに道路と柵もなく走る区間、いわゆる併用軌道区間があること。
藤崎宮前(ふじさきぐうまえ)~黒髪町間で見られます。
車内からこんな感じで道路標識が目の前に。
道路の路面も真横にあります。
まさか01系が併用軌道を走ることになるとは、東京メトロ銀座線時代には考えられなかったことですよね。
ちなみに元祖くまモン電車の旧都営地下鉄三田線6000形も走っています。
北熊本駅で上熊本線と本線の電車がほぼ接続していますので、その際に都営地下鉄と東京メトロの地上での競演⁉も楽しめます。
そしてそして、2018年1月15日に入ったビッグニュース、東京メトロ日比谷線で走っている03系が何と熊本電鉄に3編成譲渡されるということです!
これで、東京メトロ銀座線と日比谷線、そして都営地下鉄三田線が一度に見られるという豪華な⁉鉄道会社になりそうです。
今年から3年かけて導入されるとのことでこちらも楽しみです。
何だかカオスな魅力がいっぱいの熊本電鉄にぜひ乗りに来てください!
nimocaポイント交換はぜひ熊本で。
合わせて熊本の魅力あふれる乗り物にもぜひご乗車を!