Via Hotel Taipei Stationと台北市内バス散策
JR KYUSHU SWEET TRAIN 「或る列車」長崎コース 乗車記 車内外編
「或る列車」、意味深なネーミングです。
JR KYUSHU SWEET TRAIN「或る列車」はスイーツコースを提供する列車として、当初はななつ星よりカジュアルな列車の開発を進めていたそうですが、ななつ星人気から、高級路線に転じ、煌びやかな外観と、贅を尽くした内装になったようです。
そもそも「或る列車」とは、九州の鉄道がまだ国有化される前、九州鉄道という私鉄だった100年以上前の時代に、超豪華な客車、今でいうななつ星の様なコンセプトの車両を発注したものの、国有化に伴い豪華列車としてはほとんど使用されないまま廃車されたというまぼろしの車両です。
この車両が鉄道模型愛好家の故原信太郎氏によって模型として復元され、その模型がJR九州の現社長青柳氏の目に留まり、水戸岡鋭治氏のデザインの下、現代によみがえらせたという車両です。
スイーツコースの演出は、東京・南青山のレストラン「NARISAWA」のオーナーシェフである成澤氏によるもので、 自然環境をテーマにした料理をつくり続けるシェフとのこと。食材は、成澤氏が実際に九州各地の生産者を訪れ、五感で確かめた質の高いのものを使用し、器も九州の職人たちがこの列車のために特別に制作したオリジナルを用意しているとのこと。期待が高まります。
JR九州がななつ星の次に送り出したD&S列車の10番目としてデビューしたこの列車、どんな旅が待ち受けているのでしょうか?
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エティハド航空2便 ファーストクラス フランクフルト‐アブダビ 搭乗記 サービス編 EY2 First Class FRA-AUH B777-200LR 2015 Jan
2015年の年始に搭乗したエティハドのダイヤモンドファーストクラス。
2014年の年末、エアバスA380とボーイング787‐9が就航開始するタイミングでキャビンクルーの制服のモデルチェンジや機内のイメージを一新した直後の搭乗でした。
既存の機体のキャビンも、このタイミングでクッションやブランケット、食器類が変化したようです。
実はチケットを手配した際はビジネスだったのですが、アップグレードのお誘いがメールで来たため、約7万円でアップした次第です。
フライト時間が7時間弱なので、1時間1万円を高いとみるか、妥当とみるか。
フランクフルトからのフライト、果たしてどんな体験だったのでしょうか。
前回はシート編でした。
今回はサービス編です。
フランクフルトまではビジネスで飛びました。
若松線 DENCHA 乗車記 プリウスの約300倍のバッテリーで動く電車!
鉄道車両のことをすべて「電車」と呼ぶこと、多いですよね。年齢や地方によっては「汽車」と呼ぶこともあるかもしれません。
でも鉄道マニアに言わせると、鉄道の営業線を走っているのは全て「列車」であり、「電車列車」や「気動車列車」が走っているんだよというもはや意味の分からない話になってしまいがちです。
これは単純に言うと動力源の違い、例えば電気だったり軽油を使った内燃機関だったり、ということとです。ちなみにSLだと外燃機関ですけどね。
ですが、今回ご紹介する「DENCHA」は、もうこれからは列車は全て「電車」と呼べばいいんじゃない?というくらいの破壊力⁉を持った車両だと個人的には思います。
これまでは「電車」としては走れなかった、架線が無い区間も、電池に蓄電した電気を使って、「電車」として走ってしまうのですから。
そんな「DENCHA」に試乗してきましたのでレポートしてみます。
続きを読むおれんじ食堂乗車記 ディナー編
おれんじ食堂乗車記 スイーツ編
肥薩おれんじ鉄道のおれんじ食堂という観光列車をご存知でしょうか?
今でこそ列車内で本格的な食事を提供する観光列車は多く存在しますが、その草分け的存在として2013年春に熊本の新八代と鹿児島の川内(せんだい)間でデビューしました。
2両編成の気動車で、既存のHSOR-100形を改造し、水戸岡鋭治氏がデザインしたモダンな車両を使用しています。
肥薩おれんじ鉄道は、九州新幹線の鹿児島ルートの新八代~鹿児島中央間の開業時に並行在来線をJR九州から切り離されて生まれた鹿児島県と熊本県の両県にまたがる第三セクター鉄道です。
おれんじ食堂は、「”食”を通じて沿線の魅力を知ってもらう」をコンセプトに、おれんじ鉄道線沿線の豊かな食材と選りすぐりの料理人の調理により生まれたオリジナルのフルコースを車内で提供し、普通列車より時間をかけて、ゆっくりと味わう観光列車です。
少し前になりますが、乗車してきました。
果たしてどんな旅になったのでしょうか。
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