スカンジナビア航空の日本就航65周年セールでゲットした、年末年始コペンハーゲン往復ビジネスクラス約16万円という衝撃価格のチケット。
スカンジナビア航空はロングホール機材のキャビンを2016年にリニューアルを行い、各クラスの座席の快適性が増している様です。特に、スタッガード配置のフルフラットビジネスクラスはどうだったのでしょうか。
今回搭乗したのはエアバスA340‐300型機。世界的に4発機は減少傾向にある中、スカンジナビア航空のA340は、座席を更新したのでもうしばらく現役で活躍するのでしょう。
帰りの搭乗記はこちら↓
同じ北欧のフィンエアーの搭乗記はこちら↓
スタアラゴールド会員とスタアラビジネスクラス搭乗者はゴールドトラックを利用して優先的に保安検査を受けられます。
成田ではユナイテッドクラブラウンジでくつろぎました。
ラウンジ内は独特の空間です。アメリカから見た和風のイメージなのでしょうか。
午前中は空いていました。ガラガラで快適です。
フード類は充実しているというほどではありませんが、ちょっとつまむ程度のものはそろっています。泡は無いので、白ワインで乾杯です。
スープがおいしかったですね。
UAが出発する様子も見えました。
搭乗です。
ありがたいことに左折です。
機内は北欧のセンスが感じられる、おしゃれな空間が広がります。
スタッガード配列なので、サイドテーブルもあり一人当たりの空間はたっぷりです。離着陸時は三点式のシートベルトを着用、水平飛行時は二点式で可です。
これなら10時間超でも快適そうです。
ヘッドホンやリモコン、ライト、USBやコンセントが集約されています。機能的でかつおしゃれな配色です。
ペットボトルの水がこんなところセットされていました。
ノイズキャンセリングヘッドフォン。
足元はやや狭いです。シート幅を重視すると足元幅は狭くなるのはスタッガードの宿命でしょうか。個人的には高さが足りないと感じました。寝るとき足を組みづらい印象です。
日本線のみかもしれませんが、スリッパもあります。
テーブルは、サイドテーブルからスライドして出てきます。
フルフラット状態。
セーフティーマニュアルはA330と共通でした。さすが姉妹機。
リニューアル時にWi-Fiも搭載されました。ビジネスクラスとプレミアムエコノミーの乗客は無料で利用できます。
ウェルカムドリンクを頂き、離陸を待ちます。
メニューはシートにセットされていたと思います。離陸前はWi-Fiも使えず手持無沙汰になるので、メニュは早く見たい派です。じっくりと読んで食事を吟味します。
デンマークのビール、ミッケラーが頂けるほか、珍しいノルウェー産の日本酒も飲めます。コーヒースタウトも珍しいですね。
紅茶もそろってます。コーヒーはillyです。
アメニティキットはこちらのシンプルなデザインのポーチに。
離陸しました。富士山が見えました。幸先のいいスタート。
4発機はかっこいいですね。
上空でのサービススタート。ホットタオルから。
テーブルクロスはテーブルぴったしでした。
初めのドリンクはオリジナルカクテルをナッツとともに。その場でクルーに作っていただけます。
男性キャビンクルーがコック風の姿で配膳してくれます。粋な演出です。
パンはバスケットから選べます。
前菜はエビを選びました。
一緒にサラダもついてきます。
メインです。カートで見ながら選べます。メニューをみて子牛にしようと思っていたのに、現物を見てつい豚の角煮を選んでしまいました。日本人ですね。
北欧の航空会社ぽくない見た目になってしまいましたが、これはこれでおいしかったです。
日本茶のサービスもあります。
デザートもワゴンサービスで選べますが、欲深いので全部頂きます。フルーツに梨のタルトにチーズです。
ちょっと塩気のあるチーズにはちみつがよく合います。赤ワインとともに。
L2ドア付近にスナックカウンターがあります。食事後は自由にとることができました。
いくつか頂きます。
ヨーロッパは夕暮れ時です。
トイレは広くておしゃれで窓があって快適でした。
スウェーデンの高級寝具ブランドヘステンス社製の寝具でおやすみなさい。
どうしても足元は狭いです。
さらにスナックを頂きました。
フルフラットで寝るとこのように見えます。
フルーツを頂きます。illyのエスプレッソとともに。
レゴの番組もあります。さすがデンマーク行き。
セカンドミールサービスの朝食(昼食?)のスタートです。まずは寝起きのシャンパンです(笑)スウェーデンのオレフォスというメーカーのグラスで、とっても美しいグラスです。
今回もワゴンサービスで、ビュッフェ方式で好きなものをついで頂けます。
焼きおにぎりもあります。
またまた全部頂きます(笑)チキンフライはボリューム満点、魚に野菜に焼きおにぎりと満腹です。
スナックが余ったのか、サンドイッチも配っていたので頂きました。
とうとう到着です。
ほぼ北極海を飛んできました。
ノルウェジアンの787がいました。LCCなのに787とはスクートみたいですね。
コペンハーゲン空港では日本語表記も一部ありますので、安心といえば安心です。
通路ひとつにしてもいちいちおしゃれ。フローリングというのが素敵ですね。
長旅おつかれさまでした。
乗り継ぎでターミナルをうろうろしていたら、ソク!SuShiという寿司屋がありました。名前が意味不明ですけど寿司は人気なんですね。
スカンジナビア航空のラウンジです。乗り継ぎ便はエコノミークラスに搭乗するので、スタアラゴールドのステイタスでラウンジへ。ビジネスクラスとスタアラゴールドのラウンジは分かれていて、どうもスタアラゴールドのラウンジの方がややホットミールが多いようです。
こんな感じで頂きました。
スカンジナビア航空のビジネスクラス、クルーがフレンドリーで機内食もいけますし、シートも足元を除けばすこぶる快適です。もちろん日本線には日本人乗務員もいます。
IFEの日本語コンテンツはそれほど充実していないので、読書やインターネットをして過ごすことをおすすめします。
年末年始ヨーロッパ直行ビジネス往復16万円というチケットは今後そう出てくるとは思いませんが、スターアライアンスなので例えばANAのマイルで搭乗するという選択肢は悪くありません。
乗ったそばから北欧、次回のヨーロッパ旅の選択肢にいかがでしょうか。