乗り物に乗りたい!食べたい!飲みたい!

乗り物好きの大型二種免許ペーパードライバがお送りする、乗車記、搭乗記です。ローカルな乗り物から世界のファーストクラスまで。

SASスカンジナビア航空983便 ビジネスクラス コペンハーゲン‐成田 搭乗記ラウンジ→出発編 SK983 Business Class CPE-NRT A340-300 2017 Jan

スカンジナビア航空日本就航65周年セールでゲットした、2016年末→2017年始コペンハーゲン往復ビジネスクラス約16万円という衝撃価格のチケット。

 今回は帰りの便のレビューです。

スカンジナビア航空はロングホール機材のキャビンを2016年にリニューアルを行い、ビジネスクラススタッガード配置のシートに生まれ変わりました。

 

以下は行きの便のレビュー↓

liner883.hatenablog.com

 フィンエアーも乗りました↓

liner883.hatenablog.com

liner883.hatenablog.com

 

ゴムタイヤみたいな先頭形状が特徴の電車に乗って、中央駅から15分程度でコペンハーゲン空港までやってきました。

f:id:liner883:20170601212537j:plain

コペンハーゲンスカンジナビア航空ハブ空港のひとつであり、ターミナル1~3まであります。東京線はターミナル3からの出発です。

f:id:liner883:20171210165545j:plain

ヨーロッパでも有数の発着数を誇る空港の様ですが、感覚的にはそこまで大きいとは感じませんでした。

f:id:liner883:20171210165555j:plain

SASビジネスクラスとプレミアムエコノミークラス利用者はファストトラックが利用できます。

f:id:liner883:20171210165603j:plain

優先的に保安検査が可能なレーンです。この導線がスムーズで、あっという間に保安検査を通過してしまいました。

出国に関しては、ゲートに向かう途中に、関所のような形で審査があったと記憶しています。

f:id:liner883:20171210165612j:plain

ファストトラックを抜けるとすぐにSASラウンジがあります。

シェンゲン協定国行きと非シェンゲン行き、どちらに行かれる方もこのラウンジを利用することになります。

f:id:liner883:20171210165621j:plain

1Fがビジネスクラスラウンジ、2Fがスタアラゴールド向けラウンジです。

1Fのドリンクコーナーには、デンマークご当地のカールスバーグのサーバーが用意されています。

他にワインなどはありましたが、ビジネスクラスラウンジには泡は無かったと思います。

f:id:liner883:20171210165630j:plain

フード類は充実という程ではありませんが、パンやチーズ、スープやサラダなどがあります。ビジネスクラスラウンジはコールドミール主体の様でした。

f:id:liner883:20171210165649j:plain

スープはおいしかったですが、その他はそこそこでした。

f:id:liner883:20171210165658j:plain

ビールはもちろんうまいです!旅の終わりに乾杯です!

f:id:liner883:20171210165707j:plain

ピクルスやハム、チーズがあるので、簡単なサンドイッチにして食べてもいいですね。

f:id:liner883:20171210165716j:plain

さて、ラウンジでくつろいだ後、ゲートまで。

出国していなかったことをすっかり忘れていて、いつもの調子でラウンジを出たら、出国審査があって少し焦りました。

コペンハーゲンから出国する方は要注意です。

ゲートに行く途中にスタアラ塗装のSASA340 がスタンバイしていました。

エンジンだけは赤く、SASであることをアピールしています。f:id:liner883:20171210165724j:plain

ビジネスクラスなのでありがたく優先搭乗させてもらいます。

f:id:liner883:20171210165735j:plain

搭乗機は通常塗装のA340でした。赤く塗られたエンジンがお洒落です。

f:id:liner883:20171210165747j:plain

ボーディングブリッジはL2ドアのみの接続です。

グレーの塗装にScandinavia Airlinesというシルバーの文字が浮き出ています。光の加減によっては文字が見えなかったりもします。社名アピールはちょっと控えめです。

f:id:liner883:20171210165755j:plain

帰りもビジネスクラスのシートに腰を下ろします。

f:id:liner883:20171210165905j:plain

このシートは、イギリスのThompson Aero Seatingが製造した「VantageXL」というスタッガードシートのモデルです。

カンタスやフィリピン航空の新しいビジネスクラスシートと同等のモデルです。

ちなみにマレーシア航空の新しいビジネスクラスシートは、「Vantage」というモデルで、「XL」をコンパクトにした姉妹モデルの様です。

f:id:liner883:20171210195131j:plain

大ぶりのシート幅で、サイドテーブルの収納も充実しています。

f:id:liner883:20171210165817j:plain

窓側の席(SASA340では偶数のA席とH席)は個室感が強くお勧めです。

f:id:liner883:20171210195901p:plain

足元はシート幅と比較すると狭めです。こればかりはシート幅を優先したことによるトレードオフなので仕方ないですね。

f:id:liner883:20171210165928j:plain

寝具はスウェーデンの高級寝具ブランドヘステンス製です。

f:id:liner883:20171210165917j:plain

フルフラットにして寝具をセットするとこんな感じです。チェックのお洒落な布団でゆっくり休めます。

f:id:liner883:20171210201141p:plain

さて、ビジネスクラス以外もみてみます。

まずプレミアムエコノミークラスのSAS PULSです。バルクヘッドが木目調で温かみが感じられます。

f:id:liner883:20171210165856j:plain

シートはANAのプレミアムエコノミークラスと同じZodiac Seats製のシートが2-3-2で配置されています。

f:id:liner883:20171210165826j:plain

SAS PLUSはビジネスクラスと同様に機内Wi-Fiが無料で使用できます。

f:id:liner883:20171210165836j:plain

最後にエコノミークラスです。SAS GOと呼ばれています。

プレエコとのシート幅の差がそのまま通路の段ずれに表れています。

ちなみに、ヨーロッパ域内のフライトではコーヒーと紅茶のみ無料であとは機内販売ですが、長距離線でも食事時のソフトドリンクのみ無料でアルコールは有料とのことです。世知辛いエコノミークラスです。

f:id:liner883:20171210165846j:plain

ウェルカムドリンクを頂きながら出発を待ちます。

ちなみにまだ3時過ぎですが、既に夕日になっています。

冬のヨーロッパの昼は本当に短いですね。

f:id:liner883:20171210165937j:plain

お隣のA321も夕日に染まっています。

f:id:liner883:20171210165947j:plain

いよいよ日本に向けて飛び立ちます。

f:id:liner883:20171210170007j:plain

さあ、離陸しました。

今時は双発機ばかりですが、A340は何となく4発機の安心感がありますね。

f:id:liner883:20171210170041j:plain

風力発電の風車が海上に多数ありました。

f:id:liner883:20171210170029j:plain

機内では最初のサービス、ホットタオルが配られました。

f:id:liner883:20171210170052j:plain

続いて最初のドリンクサービスです。

スウェーデンのオレフォス製の美しいグラスで飲むシャンパンはおいしいです。

f:id:liner883:20171210170102j:plain

 長くなったので、この先の機内食編はまた次回レビューします。

 機内食編↓ 

liner883.hatenablog.com

 

liner883.hatenablog.com

liner883.hatenablog.com

liner883.hatenablog.com

liner883.hatenablog.com

liner883.hatenablog.com