日本航空36便 ビジネスクラス シンガポール‐羽田 搭乗記 機内サービス編 JL36 Business Class SIN-HND B777-200ER 2017 Sep
前回はJALの最新型ビジネスクラスシート、スカイスイートⅢの詳細をお伝えしましたが、今回は食事編です。
シンガポールではこちらのラウンジを訪れました。↓
そしてシート編はこちら。↓
シンガポールから羽田までのJL36便は夜の9時50分発なので夜行便です。
そのため食事サービスは搭乗後すぐに軽食、着陸前に朝食サービスという形となります。
どんな内容だったのでしょうか?
メニューはこちらです。
「お休みまえに」と呼ばれる軽食が2品、海老の麺と燻製サラダです。
朝食は和食と洋食があり、搭乗後に朝食のオーダーシートをキャビンクルーに渡す形です。
和食も洋食も甲乙つけがたく迷いましたが、シェフの写真がついている洋食がおすすめなのかと思い、洋食にしてみました。
ちなみにシェフは内山さんというJALの方です。
飲み物は昼行便の中長距離線のメニューと同じです。
赤ワインの欄にシールが貼ってあるので何らか変更があったのでしょう。
泡1、白3、赤2のラインナップです。
テーブルは前の座席とのパーテーションからおろして使います。テーブルを元に戻す時が曲者で、パタンと結構大きな音がするのでびっくりします。
自分の正面に少しずらして使います。
エビアンは確か搭乗時か離陸後すぐに渡された記憶があります。
さて「お休みまえに」サービスの開始です。まずはアロマが香るおしぼりから。すごくいい香りでずっと吸っていたくなります(笑)離陸後すぐに飲み物の注文を聞かれました。
届きました。特にテーブルクロスはひかれません。飲み物は2種類頼んでおきました。シャンパンと梅酒だったと思います。それにしてもこの軽食と飲み物を配るだけなのに離陸後すでに1時間弱が経過していたのが気になりました。翌早朝に到着する飛行時間6時間程度のフライトなので、睡眠時間を確保したい方は「お休みまえ」にはあきらめるしかなさそうです。
海老の麺は温めて提供されました。結構おいしかったのですが、量は2口分といったところです。容器が小さいので麺をほぐして食べるのに苦労しました。
シャンパンが注がれました。もう1品は鶏の燻製でした。おつまみにちょうどいい感じです。
照明が既にお休みモードなので青い光の中で乾杯です。その後3時間程度横になりました。寝酒とフルフラットのおかげで結構ぐっすり寝られました。
着陸の1時間半前には徐々に照明が朝焼けモードになっていきます。朝食の時間です。照明が変化するので否応にも起こされる感じです。着陸寸前まで寝たい方はアメニティに入っているアイマスク必須です。
まずは目覚めのオレンジジュースです。
テーブルクロスがひかれます。
洋食が届きました。彩がきれいです。この中でオムレツの皿だけ温かく、あとは冷たいです。残念なのはクロワッサンが冷たかったことです。
メインはプレーンオムレツ 蟹のクリームソースです。ハッシュブラウンが添えられています。きれいな形をしたオムレツです。
断面ショット。機内で再加熱しているのでトロトロオムレツとまではいかないですが、ソースがたっぷりなのでおいしく頂けます。蟹風味かというと微妙でしたが、おいしいクリームソースです。ただ、後半少し重く感じました。ハッシュブラウンは全部は食べられませんでした。
ヨーグルトとフルーツです。スイカが少し薄味でしたがその他はおいしく頂けました。
サラダはかなりフレッシュでした。ドレッシングもおいしかったですね。
飲み物のお代わりでグレープフルーツジュースをもらいました。
航空会社の考え方次第ですが、私は夜10時前に出発するフライトならちゃんとしたディナーも選べるようにしてもらった方がいいと思っています。選択肢があることが重要だと思います。「お休みまえに」とうどんですかいくらしいか選択肢が無いのは残念です。ラウンジでしっかり食べて来いという意味でしょうが、時間が無くて何も食べていない人にとってはカップ麺くらいでは満たされないでしょう。
とはいえ、JALの朝食は彩ゆたかでおおむね満足できます。かなり早朝なのでお腹がついていけないかもしれませんが、ビジュアル的には満足です。
あとはパンを温かく提供したりパンの選択肢を増やしたり、スムージー系のドリンクがあるとより素晴らしい朝食になると思いました。